九州大学 大学院工学府 地球資源システム工学専攻 応用地質学研究室 九州大学 大学院工学府 地球資源システム工学専攻 応用地質学研究室

研究内容

主な研究対象

海外金属鉱床調査(東南アジア・モンゴル・北アフリカの浅熱水性金鉱床・ニッケルラテライト鉱床など)、国内の浅熱水性金鉱床及び海底鉱物資源鉱床、地熱資源開発(地熱地質および地熱発電所でのシリカスケール生成防止)、実験地球科学(浅熱水性金鉱床生成機構の解明モデル実験及び地化学分析技術の開発)

最近の主な研究テーマ

  1. 浅熱水性金鉱床や斑岩銅鉱床などの島弧マグマ活動に伴って形成される金属鉱床の成因解明及び資源調査
  2. ニッケルラテライト鉱床に伴われる有価金属の地化学挙動の解明と資源量評価
  3. 造山型金鉱床やスズ-タングステンなどの卑金属鉱床の成因解明及び資源調査
  4. 火山噴出物の解析による火山活動の推移の予測
  5. 地熱資源開発に関わる水-岩石相互作用の解明(熱水変質帯の抽出・シリカスケール生成の防止)
  6. 実験地球化学に基づく鉱床生成モデルの再現実験
  7. 自然界の濃集機構に学ぶ有価金属リサイクル技術の開発
  8. 微量固体分析のための標準物質開発
  9. 海底鉱物資源の探査、など

 研究手法としては岩石・鉱石試料への光学顕微鏡観察やX線回折分析、SEM(走査型電子顕微鏡)及びEPMA(電子線プローブマイクロアナライザー)による鉱物の同定・組織観察及び微小領域化学組成の決定、全岩のXRF(蛍光X線分析装置)分析による化学組成の決定の他に、鉱物中に捕獲された流体包有物の加熱冷却実験による熱水温度及び塩濃度の推定も行います。他大学との共同により、安定・放射性同位体分析を通じた40Ar/39Ar法を用いた地質・鉱床形成年代の決定や鉱床をもたらした熱水の起源に関する分析を行っています。 熱水中の溶存成分分析及び微量分析には、適切な前処理を施した後に、吸光光度計、原子吸光法やICP発光分析及びICP質量分析を用いています。近年では、フィールドでの現場分析として土壌のpH・Eh測定や帯磁率測定、ハンドヘルド蛍光X線分析、プラズマ発光型装置なども用いて研究を進めています。

担当講義

学部

地球システム学概論、フィールド地球科学、環境地球科学、資源地球科学、地球システム工学実習

大学院

(大学院)資源地質学第一・第二

キーワード

金鉱床、熱水性鉱床、火山・地熱地質、年代測定、フィールド科学、シリカスケール、希土類資源、海底鉱物資源、実験地球化学、レアメタル、微量元素

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